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2024年3月31日を持ってTOYOTA Walletの1%還元が終了します。
これに伴い、三井住友カード ゴールド(NL)やOliveゴールドとTOYOTA Walletなどを組み合わせた3.0%還元の高還元ルートが利用できなくなります。
しかし、このTOYOTA Walletを使った高還元ルートと同等の、ファミペイを活用した3.0%還元ルートもあります。
今回は、このTOYOTA Walletの改悪内容と、ファミペイを活用した高還元ルートについて紹介したいと思います。
1. TOYOTA Walletの改悪
2024年3月21日を持って、トヨタのポイントアップWというキャンペーンが終了になります。このキャンペーンの終了に伴い、これまで実施されていた1%のTOYOTA Wallet残高のキャッシュバックがなくなります。
(出典:TOYOTA walletより)
TOYOTA Walletは、これまでクレジットカードからチャージして、ポイント還元率を上げる高還元ルートの一部として活躍していました。
特に利用されてきたのが、三井住友カード ゴールド(NL)やOliveゴールド等と組み合わせて利用されていた3.0%還元ルートです。私は最後までこの3.0%還元ルートを利用しており、2024年4月の最終TOYOTA Wallet残高還元でも308円分を獲得しました。
1-1. 2024年3月まで利用可能な最強還元ルート
TOYOTA Walletは、三井住友カード ゴールド(NL)もしくはOliveゴールド→Kyash→ANA payと組み合わせることによって、還元率3.0%の高還元ルートを構築できていました。
(参考:三井住友カード、Kyash、ANA Pay、TOYOTA Walletより)
TOYOTA Walletと組み合わせる三井住友カード ゴールド(NL)とOliveゴールドは、年間100万円決済時にもらえる1万ポイントと通常ポイントを合わせると、実質1.5%還元になります。(通常は0.5%還元)
(出典:三井住友カード ゴールド(NL)より)
この還元率は、店頭やネットショッピングだけでなく、Kyashへのチャージでも適用されていました。
KyashからANA payへのチャージは、ポイント還元付与の対象外ですが、ANA payから TOYOTA Walletへのチャージは、ポイント還元付与の対象のため、0.5%還元が得られていました。
(出典:ANA Payより)
さらにTOYOTA Walletでは、店頭等での利用で1.0%のポイント還元が得られるため、合計で3.0%の還元が得られるという仕組みです。
このルートは、これまで私も活用していたルートで、2024年2月と2024年3月でANAマイルを252マイル、TOYOTA Wallet残高を299円分還元されていました。
(出典:ANA Payアプリ、TOYOTA Walletアプリより)
さらに、この方法では、三井住友カードのVポイントも貯めることができていました。Vポイント経済圏の方には重宝されていた還元ルートです。
しかし、 TOYOTA Walletの改悪に伴い、還元率が2.0%に下がってしまいます。
さらに、 TOYOTA Walletだけでなく、Kyashの改悪もあり、この3.0%還元ルートはほとんど壊滅してしまいます。
(出典:Kyashより)
2024年3月21日から、KyashからANA payへのチャージは、ポイント還元の対象外となるだけでなく、チャージそのものができなくなりました。
1-2. Kyashの改悪はバンドルカード リアルで代替可能
ただし、Kyashの改悪はバンドルカード リアルで代替可能です。
(参考:三井住友カード、VANDLE CARD、ANA Pay、TOYOTA Walletより)
バンドルカード リアルは、発行手数料がかかるものの、Kyashと同じ役割を果たしてくれます。発行手数料は、カードのデザインと、カードタイプによって異なり、最も安いもので300円かかります。また、バンドルカードには、バーチャル・リアル・リアル+(プラス)の3種類のカードタイプがありますが、記載したバンドルカード リアルの他、リアル+(プラス)でもKyashの代わりとして利用可能です。
バンドルカード バーチャル | バンドルカード リアル | バンドルカード リアル+(プラス) | |
---|---|---|---|
入手方法 | アプリをインストールしてアカウントを登録すると発行される | アプリからリアルカード発行手続きを行うと発行される | アプリからバンドルカード リアル+(プラス)の発行手続きを行うと発行される |
利用できるお店 | 国内及び海外のVisa加盟店(オンライン) | 国内のVisa加盟店(実店舗含む)及び海外のVisa加盟店(オンライン) | 国内及び海外のVisa加盟店(実店舗含む) |
発行手数料 | 無料 ※原則再発行不可 | 300円 または 400円 | 600円 または 700円 |
バンドルカードを利用すれば、TOYOTA Walletと組み合わせて、2024年3月中は総還元率3.0%の還元ルートを維持できます。詳細は、Kyashの改悪とバンドルカードを利用した高還元ルートについてまとめている以下の過去記事をご参照ください。
しかし、2024年4月以降は、TOYOTA Walletの1%還元はなくなるため、合計還元率が2.0%になります。
(参考:三井住友カード、VANDLE CARD、ANA Pay、TOYOTA Walletより)
(注意)バンドルカード リアルからANA Payへのチャージも終了
2024年4月24日以降は、バンドルカード リアルからANA Payへのチャージが不可になります。
このバンドルカードの改悪によって、現状では三井住友カードからANA Payへ流し込む術がなくなります。2024年4月24日までにできるだけANA Payへ資金を流し込むようにしましょう。
2. ファミペイを活用した最強還元ルート
TOYOTA Walletの改悪後は、ファミペイを活用した還元ルートが最もオススメです。
クレジットカードカードの還元率をファミペイの還元率でブーストし、バニラVISAなどを購入してSuicaやPayPay等で決済する方法です。
ファミペイの魅力は、通常還元率0.5%の他、1と5と0が末尾につく日にPOSAカードを購入すると、1.5%の追加還元がもらえるところです。(POSAカードはプリペイドカードのことです)
(出典:ファミペイより)
クレジットカードのポイント還元と、このファミペイの還元を合わせると、合計3.0%も目指せます。
ただし、ファミペイは国際ブランドがJCBのクレジットカードからしかチャージできない点は、注意が必要です。
(出典:ファミペイより)
2-1. オススメはマネックスカード・PayPayカード
ファミペイにチャージするおすすめのクレジットカードは、マネックスカード・PayPayカードの2種類です。
(出典:マネックスカード、PayPayカード、ファミペイ、d払い、バニラVISA、PayPayより)
マネックスカードとPayPayカードは、数少ない1.0%還元のJCBブランドのクレジットカードです。ファミペイの2.0%と組み合わせると、合計3.0%還元を達成できます。
合計3.0%還元は、今回TOYOTA Walletの改悪によって利用できなくなった三井住友カード→ANA Pay→TOYOTA Walletルートと同水準です。TOYOTA Wallet改悪によって閉じられる還元ルートの代替策に十分なり得ます。
PayPayカードは有名なので、持ってる方も多いかと思いますが、マネックスカードは持っていない方が多いと思います。マネックスカードは、1.0%還元の高還元クレジットカードです。
(出典:マネックス証券より)
マネックスカードの特徴としては、通常1.0%の還元率の他、マネックス証券での積立投資で1.1%還元が得られるという点があります。
しかし、マネックスカードは、マネックス証券の証券口座を持っている人しか作成することができません。なので、まだマネックス証券の口座を開設していない人は、まず証券口座を開設しましょう。(下の画像リンクからマネックス証券の口座を作成できます)
PayPayカードは、JCBブランドの他、VISAブランドの提供もあります。しかし、ファミペイにチャージすることを考えると、JCBブランドを選択しましょう。先ほども紹介したように、JCBブランドでないとファミペイにはチャージできないからです。
また、ファミペイで購入したバニラVISAギフトカードをd払いやPayPayにチャージする時は、ポイント還元がありません。さらに、d払いやPayPayをお店で使う時も還元はありません。
それでも、クレジットカードの還元率1.0%とファミペイの還元率2.0%の二つを合わせて、3.0%還元が得られる点は魅力的です。
2-2. 高還元のリクルートカードはポイント付与対象外
その他、JCBブランドの高還元カードで言うと、リクルートカードが当てはまります。リクルートカードは、通常還元率が1.2%の高還元クレジットカードです。
(出典:リクルートカードより)
ただし、リクルートカードは、ファミペイのチャージ対象外であることが分かっています。残念ですが、今回のファミペイを使った高還元ルートには組み込めません。
しかし、年会費無料であり、通常還元率1.2%である点は、間違いなくオススメなので、一枚持っておいて損はないクレジットカードです。
3. まとめ
本日は、TOYOTA Walletの改悪とファミペイを利用した高還元ルートについて紹介しました。
TOYOTA Walletは、2024年3月31日で1%のTOYOTA Wallet残高の還元を終了します。これに伴い、三井住友カードゴールド(NL)/ Oliveゴールド→Kyash→ANA Pay→TOYOTA Walletの3%還元ルートが終了になります。
また、このTOYOTA Walletの改悪によって終了となる3%還元ルートの代替策は、ファミペイを利用したルートがオススメです。
マネックスカード / PayPayカード→ファミペイ→バニラVISAギフトカード→d払い / PayPayのルートで3%還元が得られます。TOYOTA Walletの改悪に悩まされていた人は、ぜひ利用してみてください。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次回も読んでいただけると嬉しいです!